写真はノヴォシビルスクの鉄道技術博物館にて展示されていたソ連の荷物車です。
車体長:23600mm
自重:50トン
積載量:20トン
昭和35(1960)年レニングラード鉄道車両工場(Ленинградским вагоностроительным заводом)で製造され、平成12(2000)年に西シベリア鉄道支社のトムスク車両区より博物館入りしました。
荷物車の車体には荷物を意味する「БАГАЖНЫЙ」(バガジーン)の文字が表記されています。
採光窓は日本の郵便車を思わせるものがあります。
この車両は積み荷の保管場所と職員の乗車スペースを有しています。
ちなみに荷物列車はロシアでは郵便車とともに現役で活躍しています。以下のページに実際に駅や留置線に停車している写真を掲載しています。
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ノヴォシビルスク駅の荷物列車
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ロシアの郵便車
撮影日:平成23(2011)/9/29
投稿日:平成25(2013)/10/21