写真はノヴォシビルスクの鉄道技術博物館にて展示されていたЭр789-91(Er789-91)です。
このЭр(Er)789-91は昭和28(1953)年にハンガリー人民共和国のブタベストで製造されました。
車軸は0-5-0(0-10-0)、最高速度は時速65キロ、馬力は1900馬力。
先輪や後輪がない動輪5軸の機関車であり、日本から見ればかなり特殊な構造です。
日本では奥羽本線の板谷峠などで活躍した国鉄4100形・4110形が存在するのみです。
現在
美唄鉄道の4110形
が美唄市に保存されています。
Эр789-91は西シベリア鉄道タイガ機関車庫に所属していました。
お詫び:この記事公開時誤ってЭр789-91とするべきところ、Ер789-91と書いてしまいました。お詫びして訂正します。
撮影日:平成23(2011)/9/29
投稿日:平成25(2013)/9/4