写真はノヴォシビルスクの鉄道技術博物館にて展示されていたТЭП60形ディーゼル機関車ТЭП60-1195(Diesel locomotive TEP60-1195)です。
正面窓の形状は日本の貫通扉付き機関車に似ている感じがします。
ディーゼル機関:電気式
車軸Co-Co
設計速度:時速140キロ
自重:126トン
出力:3000馬力
旅客用。
製造年:昭和35(1960)年-昭和60(1985)年
製造数:1241両
昭和59(1984)年にモスクワ州コロムナ市にある
コロムナディーゼル機関車工場
で製造され、西シベリア鉄道支社バルナウル機関区に所属。平成18(2006)年博物館入り。
ТЭП60形としては晩年に製造された車両です。
ТЭП60形の3軸台車
なお、このТЭП60形をベースにディーゼル駆動方式が液体式の
ТГП50
やガスタービン式の
ГП1
も開発されたようですが、試作されただけにとどまりその後スクラップにされた模様。
撮影日:平成23(2011)/9/29
投稿日:平成25(2013)/10/26