写真はノヴォシビルスクの鉄道技術博物館にて展示されていたディーゼル機関車ТГМ23В-1026(TGM23V-1026)です。
ТГМ23В形は昭和35(1960)年に登場したТГМ23形を改良した形式です。
ТГМ23形の機関車は改良した順にロシア語の一文字をアルファベット順に付与しており、ТГМ23→ТГМ23А→ТГМ23Б→ТГМ23Вときています。
従ってТГМ23В形はТГМ23形の第四次形ということになります。
ちなみにその後ТГМ23Дが登場して現在に至ります。
ТГМ23形自体は ТГМ1 やТГМ2１の後継車両として登場しており、従ってこの機関車が活躍した場所はТГМ1とほぼ同じく工場や車両基地の入れ替え用だったと考えられます。
ТГМ23В(TGM23V)-1026は昭和62(1987)年に製造され、ノボシビルスクの機関車庫に所属していたとのこと。
昭和62(1987)年製造で平成12(2000)年に博物館入りという説明もあったのだけれど、
わずか13年で廃車というのは短い・・・
車軸は0-3-0(0-6-0)、最高速度は時速50キロ、馬力は400馬力。
Photo Date:29/Sep/2011
Posted Date:1/Sep/2013