クレムリンの中を進むと大砲の皇帝(Царь пушка)が見えてきました。 ロシア語読みでツアーリ・プーシカと読みます。
1856年に鋳造された大砲の皇帝。大砲の口径は作られた当時も今も世界最大です。実際に発砲されたことは一度もないという。
見たところかなり大きいのですが、実際に使われたら10メートルくらいしか飛ばないんじゃないのかね・・・
さらに近くには鐘の皇帝(Царь колокол)が見えてきました。ロシア語読みでツアーリ・コラカーリとでも読むのかな。
wikiだとツアーリ・コロコル、地球の歩き方だとツァーリ・カラコーリと読むようですが・・・・
1773-1735年にかけて作られました。ただし、鐘を鋳造中火災が発生し、消火するために水をかけたら、一部分が欠けてしまったため、 結局一度も鳴ることはなかったという・・・
ちなみに、冷戦時代には 爆弾の皇帝(Царь бомба)ツァーリ・ボンバ) というのもあったようです・・・
どれも無用の長物だった・・・
撮影日:平成23(2011)/9/25
投稿日:平成24(2012)/10/9