レーニン廟は現在も公開しているので今のうちに見ることにしました。100人くらいの列が伸びています。
公開時刻は10:00-13:00と大変短いのでさっさと並びます。公開曜日は火・水・木・土・日のようです。
カメラとかばんは手荷物預かり所に預け、ボディチェックを受けて中に入ります。撮影は出来ません。
レーニン廟内部が撮影できないというのはロシア人の間では有名な話のようで、後でシベリア鉄道の車中で「レーニン廟は撮影できなくて・・・」といったら誰もが「そうなのよ。」と言っていました。
レーニン廟に行く手前には数々の墓石らしきものがあります。1920年代に死去した人らしいのでずが、この時代の政治家や軍人はあまり詳しくないので、誰だか不明。 キリル文字は読めるんだけど誰だろう状態でした。
レーニン廟の内部は警備員というよりも兵士がいて、中の階段を少しでもうるさく降りようものなら「シーッ!!」と注意されます。
レーニンそのものは見ました。立ち止まることは不可能で、暗がりの中、レーニンの遺体の周りを階段を上り下りしながら見るような感じです。レーニンの遺体部分にスポットライトが当たっています。
遺体そのものは劣化している感じがしません。
そして、レーニン廟を抜けるとまたいくつかの墓石が。
墓石を読んでみたところ、今度はアンドロポフとか冷戦時代の指導者の墓石が見えてきます。
そんなわけで、レーニン廟をぬけて元の手荷物預かり所でカメラとかばんを受け取ります。
そして、再び赤の広場に入ろうとするとまたセキュリティチェックを受けなければなりません。
ところが、そこに共産党のデモ団らしき人たちが現れます。彼らはセキュリティチェックは受けないんですよね・・・
警備の人たちも分かっているようで、どうぞどうぞとゲートを開放してくれます・・・
撮影日:平成23(2011)/9/25
投稿日:平成24(2012)/4/10