東京貨物ターミナル駅40周年一般公開でヨ8000形が展示してありました。
昭和49(1974)年登場の事業用貨車・車掌車です。
たいていこのタイプの車両は貨物ターミナルの線路際だとか公園だとかに錆び付いた形で留置・保存されていたりで、こんなきれいな形で見ることが出来る機会は滅多にありません。
ヨ8000形を正面左側から見たところ。
ヨ8000形を正面右側から見たところ。
この裏側にはトイレ窓がある。また、このヨ8000形より初めて車掌車にトイレが設置される。それまでのヨ5000やヨ6000にトイレはなかったんですね。
そんなことを調べていたらいかにヨ8000のトイレの存在がありがたかったかを語るブログを発見。
昭和の鉄道員ブログ
【273】 緩急車とトイレ(前篇)
【275】 緩急車とトイレ(後篇)
当時の車掌車の貴重な証言を読むことが出来ます・・・
車両ナンバーはヨ8404。特大貨物車シキの控車として使われることがあるようで、いまだ現役。
2軸貨車であるヨ8000形の車輪部分。
ヨ8000形の車軸発電機。床下には蓄電池もあり、車内の照明やテールライトの電源供給用に用いられている。
撮影日:平成25(2013)/5/5
投稿日:平成25(2013)/8/19