東京貨物ターミナル駅40周年一般公開でコンテナ貨車コキ110形が展示してありました。
コキ110形は平成13(2001)に15ftコンテナ24A形が登場したのを機に、コキ106形に15ftコンテナ対応の締結装置を追加した形式として、同年に5両生産されました。 コキ106形と区別するため、車体はからし色に塗られています。
コキ110形は5両展示。
コキ110形はそれ以後生産されていないので、コキ全両展示と言うことになります。
15フィートコンテナ24A形コンテナは残念ながら、2012年3月で除籍された模様。というわけで、コキ110形自体もこれ以上製造されることはないと思われます。
ちなみに、この15フィートコンテナとコキ110形の顧客には「味の素」があったようで、下記味の素プレスリリースには15フィートコンテナ導入のお知らせとともに、商品が積み込まれた24A形コンテナの写真が掲載されています。
味の素プレスリリース(2004)年10月28日
コキ110形トップナンバーのコキ110-1。
コキ110形。15フィートコンテナに対応した分、締結装置が他の形式より多い。
コキ110形の15フィートコンテナ締結装置。
コキ110形の床下機器。
コキ110形台車。台車はコキ106形と同じFT2形です。台車の色はグレー。
コキ110形車端部分。形状はコキ106形とほとんど変わらず。
コキ110形車体番号。コキ110-5には車票「汐留発コード4501・梅田着コード6021」と列車指定票「4501・列車番号71」が差し込まれていました。
撮影日:平成25(2013)/5/5
投稿日:平成25(2013)/8/13