KATO 29-351 電車形動力車デコーダEM13の写真
実は前回の運転会で201系試作型車両を走らせようとしたがうまく動かなかった。
しかも、プログラム線路でアドレスが読み込めるけれど運転がうまく出来なかった。
なぜ動かないかを調べた結果、以下のようになりました。


デコーダ搭載車両が動かなかった場合の対処法まとめ

・レールや車輪が汚れている。
レールや車輪が汚れている場合、当然ながら走行しない確率が高い。液体のレールクリーナーは必須。

・車両がフィーダー線路より遠くにある。
DCCは交流なので直流のような電圧降下は発生しない。従ってフィーダー線路の位置は考慮する必要がない。

・デコーダの接触面に問題がある。
KATOキハ82系の場合、DCCフレンドリーということで簡単に取り付けられますが、ハンダ付けしていないので接触の面で不安が残ります。
どうもDCCデコーダは接触の面でシビアなようで、DCCフレンドリーといってもうまく調整しないと動きません。

ハンダ付けしてあるデコーダならばアナログ走行して確認する方法があります。DCCを搭載していてもアナログ走行は一応可能(相性問題があるらしい)なので、簡単なパワーパックで通電を確認します。
もしアナログで動かないのならマルチメーターなど回路計を使って通電しているかどうかを確認します。


・デコーダ内部のソフトウェアに問題がある
デコーダにはコントローラでどれだけ速度を上げれば走り出すようになるかなどの設定があります。

スタート電圧や加速率の設定があるのですが、これらの設定がおかしい場合、スピードが遅い、なかなか動かないなどあたかも動かないかのような動きをします。

KATO  電車形動力車デコーダEM13ではCV08入力で設定をリセットすることで対処出来ます。

基本的にはCV08入力でソフト的な不具合は解消できるようです。
ちなみにその他CV番号はデコーダ添付のマニュアルに書かれています。D101スタートガイドにも記載があります。


自分の場合プログラム線路アドレスの読み込みが出来るのに運転が出来ませんでした。
CV08でリセットをかけたのに動きません。
プログラム線路から一端アドレスを変更し別ナンバーのアドレスを設定してみました。
なぜか元気よく走り出すようになりました。
自分が操作上何か勘違いしていたのかもしれませんが・・・

投稿日:平成24(2012)/11/11