ヤロスラヴリ駅に停車していたシベリヤク号 を牽引するのは電気機関車ЧС7です。英語で表記するとChS7(チェイエスセブン)。
ЧС(チェイエス)とはチェコスロバキアの意味。シベリア鉄道を走る機関車はソ連製やロシア製でもなく当時の社会主義友好国チェコスロバキア製でした。製造メーカーはシュコダ社。
シュコダ社とは現在チェコ最大の工業会社で自動車や原子力発電所の製造も手がけています。ロシアでシュコダ自動車のCMも流れていました。
これらの背景から察するに相当高性能な機関車ではなかろうか。
ЧС(チェイエス)7は1983-2000年まで321両製造。138号機は1987年製造と思われます。
全長は2両あわせて34040mmもあり、日本のEH500よりも断然長いです。
総出力は6160キロワット。
車体に大きく「ТЧ1」の文字が書かれています。調べたところ日本のEH10やEH500のような2車体連結型の機関車をТЧ(ティーチェイ)1と言うようです。 тяговая часть 1の略らしい。
車体色は京阪ライトグリーン 明るめの緑色、オレンジ、黄色といったところでしょうか。。
138号機はこの車体色ですが、他の号機はまた別の塗色をしているので、一形式だけでもバラエティに富んでいます。
鉄道模型として自作するのであれば、国内にあてはめると、ED75よりも長い車体です。
どの機関車を使って改造するか・・・などなど模型化するのは難しそう・・・
ЧС7(チェイエスセブン)が停車していたヤロスラヴリ駅の地図
大きな地図で見る
シベリア鉄道 シベリヤク号 Сибиряк(Siberian Railway Siberiyak)はこちら
Фото Дата:9/26/2011
Сообщение Дата:12/16/2012