EF81-81 お召し用機関車の写真
EF81-81がターンテーブル上にて展示されていました。
少し前までは車体色は赤色北斗星カラーでしたが、ローズピンク色で銀色ラインのお召し列車仕様に復活しました。
EF81-81がお召し列車牽引機関車として運行されたのは昭和60(1985)年。この時は昭和天皇が常磐線で筑波万博を訪問されるためでした。
それ以前に常磐線を走るお召し機関車はEF80-60でした。

EF81-81 お召し用機関車の写真その2
EF81-81窓枠は黒ゴム。ただし、国鉄時代は黒ではなく白系である。
したがって、国鉄時代の写真と印象が異なって見えます。

ターンテーブル上のEF81-81 お召し用機関車の写真
ターンテーブル上にEF81-81がある。
車体側面に銀色のラインがあるのはお召し機の特徴。

ターンテーブル上のEF81-81 お召し用機関車の写真その2
ターンテーブルが1回転することで全体を撮影することが出来た。

EF81-81 お召し牽引機の写真
反対側。碍子が緑色だが、国鉄時代は白である。その点からも印象が異なって見える。
ちなみに、碍子が緑色なのは塩害防止用のコーティングの色のせい。碍子そのものではない。
碍子の緑色が車両や時期によって微妙に異なるのはこのせいと考えられる。

EF81-81 お召し用機関車連結器と手すりの写真
手すりも連結器も銀色に塗装されている。
かなり豪華な仕様になっているので、今後臨時の特別列車牽引で活躍していくと思われます。さすがにもうお召し客車は車両が古いので牽引することはないでしょうが・・・

参考資料:『鉄道ビクトリアル』 No.760 平成17(2005)/4月号 EF81形電気機関車

撮影日:平成26(2014)/11/15
投稿日:平成27(2015)/4/14