上記写真はJR貨物のハイブリット機関車 HD300-6 です。
この機関車は量産型です。HD300は全く新しい動力方式の機関車なので量産の前に試作型が1両作られています。
これが試作車の
HD300-901
です。量産車と少し違った印象を受けます。
JR貨物のニュースリリース
によると、主に車体前面や運転席窓に違いがあるようです。
HD300-901試作車の車体前面。
HD300-6の量産車の車体前面。
HD300-901試作車と比較すると、ヘッドライトの形状、テールライトの位置、てすり等が異なっているのが分かります。
中央ライト部分にはカバーがついています。警戒色板も拡大されており、ステップに吹雪による積雪を防止する対策がされているのが理解できます。
よくみると、車体前面点検蓋に取っ手がついており、JR貨物のニュースリリースにあったように点検がしやすくなっています。
運転席窓の比較。写真左側が試作車で右側が量産車。白い四角枠にある扉窓は運転の視認性向上の観点から大型化されているのが分かります。
他にもまたまだ異なっているところがあるようですが、今のところ自分で発見したのはこのくらいです。
投稿日:平成26(2014)/7/3